【JCS2019使用構築】スカーフオーガ+レッドカードゴチルゼル
今年もJCSで爆死したので備忘録がてらに使った構築を紹介します.
構築概要
構築経緯
もともとスカーフカイオーガ+レックマニューラという形は,2016年のGSの中でもいくつか結果を残していました.
d.hatena.ne.jp blogs.yahoo.co.jp
後者の構築を参考に,7世代で弱体化したファイアローの代わりにオーガレヒレなどの水タイプ,マンダウルネクレックなどのドラゴンタイプなどがきつかったためコケコを入れました.この形でアンリミテッドトライアルというウルトラルールのインターネット大会で3位になることができました.
アンリミテッドトライアル,3位でした.インターネット大会2連続で3位!! pic.twitter.com/Bcp5C9MAIt
— 常葉 (@poke_emil) 2018年9月25日
しかし,グラードンに引くタイミングでこちらもオーガの隣をレックに引くといったジャンケン要素があることが不安であったため,7世代になり役割対象が明確ではなかったメタモンとドーブルをやめ,影踏みで相手の盤面をロックすることのできるゴチルゼル,相手のねこだましからオーガを守るためテテフを採用しました(アマージョではない理由は後述).
個別紹介
カイオーガ
先発100%.潮吹きを通せるかどうかが勝ちに直結します.最速にした理由は準速スカーフテテフを抜きたいためです(本番で最速スカーフがきて死にましたが・・・).火力補正をしないと無ぶりテテフに雨潮吹きが乱数になることは注意しましょう.
レックウザ
スカーフオーガの絶対的相方.後発100%.持ち物はマニュを悪Zにしたことから襷に.これにより終盤の択を有利にすることができます.アクアテールはカイオーガが倒れた後でもグラードンを倒すために採用.ツンデにも打点が持てるのがGood.
マニューラ
オーガの隣で猫だましをする先発要員.特にルナアーラ構築には絶対出しました.オーガと並べた時に相手のポケモンがスカーフかどうかを判定する意味合い(特にテテフ)もあって,特性はプレッシャーです.イカサマ悪Zは威嚇が入ってもファントムガード込みでH4ルナアーラを高乱数で倒すことができるほか,スイクンやオーガなども潮吹き+悪Zでむりやり1体もっていけることがあったため良かったです.フェイントはワイドガード,守る,ミリ耐えされたときに非常に重宝しました.
カプ・コケコ
後発のフィニッシャー.潮吹きで少し削れたオーガやウルネクなどを倒すために珠での採用.挑発は中盤のスイッチトリルを許したくないため.
ゴチルゼル
VSグラゼルネ最終兵器.他にもクロバットで追い風してきそうな構築などには初手に出してよこどりをしていました.HDに振り切ることでC183↑2ゼルネのムンフォも耐えることができるため,確実にレッドカードが発動します.技はトリルをトリルや胞子を止めるための挑発,追い風やワイドガードをさせないためのよこどり,潮吹きやガリョウの火力をあげる手助け,ワンチャン生まれるサイドチェンジ()です.
VSグラゼルネガエン
— 常葉 (@poke_emil) 2019年4月21日
レッカゴチルはガチ pic.twitter.com/XrauzIGgLZ
カプ・テテフ
調整はC255オーガのダブルダメ根源最高乱数以外耐え.相手のねこだましからオーガを守る要員として,テテフはレックの神速とアンチシナジーであるため,オーガなどに打点があるアマージョが一般的です.しかし,そもそも選出画面でアマージョがいるとスカーフであることがバレているようなものだと感じたため,非常に弱いと感じました.エスパーZはマニュと同時に選出することがないためZを持たせることに.絶対にトリルをさせないために3体目のちょうはつですが,グラゼルネレヒレヌケニンのときにオーガの雷でしか水浸しヌケニンに対抗できないことから10万ボルト,ディアルガナットレイが構築単位で重いことからきあいだまが他の候補になります.
選出
基本
先発 : マニュオーガ
後発 : レックコケコ
グラ(特にグラゼルネ)
先発 : オーガゴチル
後発 : レックテテフ
ルナアーラバレルでトリルしそうな構築
コケコマニュ
オーガレック
戦績
最高1714.最終170?
きつい相手
最速スカーフテテフ,チョッキコケコ,ナットレイ,ディアルガ,レヒレ,ヌケニン
最後に
今年でJCS参加は4回目ですが,初めてスタンではなくイージーウィンを目指す構築を組みました.しかし結果は毎年のごとくふるわずに終わってしまいました.8世代はやるかわかりませんが,そのときはスタンをしっかり練習したいと思います(毎年言ってる).
【最高1790 最終1788&1771 3位&8位】パクって上振れました.【Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(ピカブイ大会)】
ピカブイ大会お疲れ様でした〜.上振れていい感じのところまで行きましたが,1800乗れなかったのは少し悔いが残りました.この記事ですが,他人の構築をパクっただけなのでとても短いですがご容赦を.
使用構築
メイン
redpokemonred.hatenablog.com
↑これのきけんよちver.
きけんよちにした理由は格闘Zピカチュウかどうかを判断するためです.実際のところアシパしか打たないので正解だった気がします.Sに関してはイーブイミラーで1戦以外は上を取っていました.
サブ
ぽけっとふぁんくしょん!
レッドさんのよりもSが少し低いです(Z後最速ピカチュウ抜き).最初にこっちで潜ったところ,ミラーで上を取られて負けました.もう少しSをあげた方が良いか迷っていたところ,レッドさんの記事を見て気持ち程度ですがSが高いことに魅力を感じ,メインではパクらせていただくことに.
立ち回り
vsピカチュウ
きけんよちが発動した場合 : Zorあくび(たぶん猫のため通らない)→みきり(ここで格闘Zを受けたい)→Z→アシパ
発動しなかった場合 : みきり→あくび→みきり→Z→アシパ
ピカチュウはいろんな型があったため,全部この通りにはしてないです().もっと良い立ち回りはあると思います.
vsイーブイ
初手 : あくび
相手が初手イーブイZの場合 : みきり→Z→アシパ
相手が初手あくびだった場合 : Z→アシパ(早く起きてくれることを祈る)
戦績
メイン : 26-4(TN リントヴルム)
最高最終1788 3位
詳細 : ピカチュウ 10(8-2) イーブイ 20(18-2)
サブ : 25-5(TN ムーン)
最高1790 最終1771 8位
こちらの詳細はメモしてなかったです.
感想など
今回は最終日にほぼ全ての対戦をこなしました.この戦法は通常のインターネット大会であると,自分より上のレートからドレインできる可能性が高いというメリットがある反面,集中力が切れてプレイングミスが発生してしまうデメリットを抱えています.しかし,今回のような1vs1,さらに2種類のポケモンしかいないとなると,あらかじめ決めていた立ち回りを選択するだけなのでデメリットがほぼないと考えられます.Twitter等で見る限り,同じような勝率でも1日目からやっている人と比べて自分の方がレートが高い傾向にありました.なので,この戦法のおかげ+マッチングや催眠ターンといった運に恵まれたことが勝因なのではないかと思います.
最後になりますが,勝手ながらパクらせていただいたレッドさん本当にありがとうございました.
質問,意見,お前上振れただけだろこの運だけマンが!みたいなクレームは質問箱
までお願いします.
追記(2018/8/14) :
順位を追記しました.インターネット大会はUSHCと同様に2ROMとも好成績(?)を取ることができて良かったです.
他の方の構築を見たところ,上位にイーブイZが多かったみたいなので型の選択も勝因の1つでした(パクっただけだろ).海外勢は知りません.
来年はJCSでも結果を残せるように頑張ります!!!
【最高1773 最終1753&1745 26位&29位】小学生パ@Wネクロズマ【ウルトラスーパーハイパーチャレンジ】
1.PT概要
2.戦績
メインROM(TN リントヴルム) : 32-10
最高1773 最終1753 26位
サブROM(TN ムーン) : 32-11
最高最終1745 29位
3.構築経緯
禁伝や幻がいる以上受け出しが難しいと考えたため,壁展開からエースで全抜きを狙うということをコンセプトとしました.
まず,壁貼り役兼タスキ潰し役としてクレッフィ
次に,エースとしてネクロズマ2体とギャラドス
ここまでで相手の悪タイプに弱いためミミッキュ
最後の枠はせっかく幻が使えるんだからと思いデオキシスアタックフォルム(ここだけてきとー)
4.個別詳細
クレッフィ@ひかりのねんど
おだやかHD
リフレクター/ひかりのかべ/まきびし/イカサマ
壁役兼タスキ潰し役の器用貧乏.
イカサマはこいつの前で積んでくる日食を許したくなかったことや,刺さる相手が多かったので採用.マーシャドーが先発にこなかった場合は,後ろで積んでもタスキで耐えてシャドースチールで負けてしまうため,必ずまきびしを決めることを意識します.
変更案は,害悪性能が薄かったためひかりのかべをどくどくに.
日食ネクロズマ@弱点保険
いじっぱりAS
フォトンゲイザー/メテオドライブ/じしん/ロックカット
全抜き狙いのエース.
まきびしなどでマーシャドーのタスキを潰しておかないとシャドースチールで能力上昇が奪われてしまうため積むタイミングには注意です.
しかし,弱点保険が相手依存なアイテムであることや,日食ミラーにおいてつるぎのまいがないせいで負けたことが3戦くらいありました.そのため,変更案はフォトンゲイザーをつるぎのまいに.
月食ネクロズマ@ウルネクZ
おくびょうCS
フォトンゲイザー/シャドーレイ/ねっぷう/パワージェム
ウルネクの特性を最大限活かしたいと思いこの技構成としました.特にねっぷうは、こいつ以外のメンツがゲノセクトやハッサムに対して打点を持っていないためかなり重宝しました.
変更案は,ジガルデ対策としてパワージェムをりゅうのはどうに.
ミミッキュ@タスキ
ようきAS
つるぎのまい/じゃれつく/シャドークロー/かげうち
悪タイプに対する打点が欲しかったため採用.悪タイプが選出されなかった場合でも,特性とタスキによる強引な突破ができる神ポケモンでした.
デオキシスアタックフォルム@タスキ
せっかちCS
サイコブースト/あくのはどう/わるだくみ/ばかぢから
増田デオキシス.
わるだくみ積めば最強だろwとか思ってましたが,火力的には積まなくても十分であり,なおかつエスパーはネクロズマで間に合ってるため全然選出しませんでした.この枠の変更案はジガルデや悪タイプに強いレヒレに.
ギャラドス@ギャラドスナイト
ようきAS
たきのぼり/かみくだく/こおりのキバ/りゅうのまい
悪枠.ネクロズマ,ジガルデ,物理アタッカーを見ます.
序盤は相手のパーティも多種多様であったため,技範囲の広い月食をよく選出していました.しかし相手のレート帯が高くなるにつれ,刺さっていることが多かったです.
こいつも積むタイミングには注意.
5.選出
@2 :相手にタスキ持ちがいそうまたは統一パ.9割はこっち.
@2:タスキ持ちがいなく,ネクロズマやジガルデがいる時.
6.最後に
7世代でシングル・禁伝・幻を扱うのは初めてだったため,環境や調整などが全く分かりませんでしたがそこそこ勝てたんじゃないかなと思います.
ちなみに構築名の由来はメンツが強そうな奴が多いことに加えて,この大会の名前自体に小学生らしさを感じたからです.決して小学生をバカにしているわけではなく,むしろ小学生に戻りたいぐらい()
【INC June】初手ガルボルトはカモ【1807 52位】※短め.構築紹介ではないです.
INC Juneの結果は31-9の最終1807で52位でした!
サブは1760ちょいで250位くらい?
今回使用した構築はBIG6です。
JCSで予選抜けした人の中で、BIG6を使っていたMDKさんの構築『MDK6』
を参考にしました。
さて、本題に入りますが、INC前にBIG6で数戦回したところ、相手のPTに
この2体のような猫+悪戯心要員が入っている場合、この2体が初手に並んで出てくることが多いということが分かりました。特にガルボルトは100%だったと思います。
そこで、INCではなるべく多く初手ゼルドーでアドバンテージをとるために、
さきほど述べたMDK6の中でも使われている
スカーフファスガドーブル
を採用しました。
これにより、相手の猫と挑発or電磁波を防げるため、初手ゼルドーガルボルト対面で安心してジオコンファスガの選択肢をとることができます。
2ターン目以降は、ガルーラにムンフォを打ち、ドーブルがボルトロスにやられた場合、裏のガルーラまたはファイアローで電磁波を防ぎつつ勝利するという流れです。
やはりこのような初見殺しを搭載したスタンPTを思いつける人がJCSで抜けることができると実感しました。
最後になりますが、VGC2016最後のインターネット大会でこのような成績を残せて満足です!来年は予選を抜けたい!
自己紹介
Twitter : @EverGreenVGC
やってること : ポケモン(VGC2015〜,インターネット大会,ポケカ,ポケマス),Shadowverse,モンスト.
実績 :
ポケモン :
VGC2017
第13回あいオフ(バトルロードグロリア2017東海大会) ベスト8
VGC2018
第1回ギャラクシーオフ ベスト8
第2回ギャラクシーオフ ベスト16
インターネット大会
Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ 6151人中 3位&8位 (USUM)
アンリミテッドトライアル 3712人中 3位 (USUM)
2020シティリーグシーズン2 愛知 ベスト16(スタンダード)
シャドバ :
JCG 3位